四万十川の色ってどんな色?

四万十川の色

四万十川の水は透明なだけではありません。

 

四万十川を遊覧する船から覗き込む川は、深い緑の色をしています。

 

豊かな木々や土壌によって大切に時間をかけてはぐくまれた水は、優しくやわらかい水質になって四万十川に流れます。

 

水深が一番深いところで20メートルにもなる豊かな水量を、この緑はこの木々や土壌が支えているのです。

 

四万十川の色は、深い森の色なのです。
四万十4
水面には空が映り、木々や雲の陰がその緑をより深く、濃くします。

 

「触れてみたい」「泳いでみたい」とは思わないような、人を寄せ付けないそんな光景です。

 

水面近くに白く雲のようなもやがかかります。

 

そのもやに包まれると一瞬、ひんやりとして、何か四万十川に吸い込まれたような、なんとも神秘的な感覚です。

 

浅瀬になっている船着場では、太陽の光を受け目の前で水面がキラキラと輝きます。

 

あまりに透き通っているので、逆に手をつけるのがためらわれるほどです。

 

川にかかる橋の上から見下ろすと、そこでかつて洗濯や炊事が行なわれていたような風景が思い浮かびます。

 

毎日の暮らしに寄り添いながらも、どこか人を寄せ付けない、神秘的でそんな印象を受ける川です。